Title

乙女椿

Artist

山口 蓬春

Hoshun Yamaguchi

カテゴリー
日本画
サイズ
55.1 × 38.0cm
素材
紙本・彩色
共シール
鑑定証書
東京美術倶楽部鑑定証書付
その他
永善堂画廊発行・近代2 掲載作品

作品紹介

Art Introduction

山口蓬春は中国陶磁器の蒐集家としても有名であった。描かれているのは、中国宋代の磁州窯で 作られた白と黑のコントラストが美しい掻落としの瓶である。
その中国陶磁器の迫力に劣らない花として、牡丹ではなく可愛らしい乙女椿を取り合わせ描いた ところに蓬春のモダンなセンスを感じる。描かれた乙女と言われる花の姿は、まるで初々しい 恥じらいを持っている様で、純で可憐な美しさが際立つ。日本画従来の線を用いず、色の濃淡を 絶妙に表現することで色調はより明るく華やかである。
作品から放たれる格調の高さは、蓬春芸術の醍醐味である。

作家紹介

Artist

1893年 − 1971年
洋画から日本画に転科し、松岡映丘のもとで大和絵を習得。 洋風表現を加えたモダンなスタイルを確立した。