洋画

村山 槐多

Kaita Murayama

1896年 ― 1919年
少年時代は文学に夢中になり、誌や小説を書いていた。中学のときに従兄弟の山本鼎の影響を受け、画家をめざし上京、小杉未醒(放菴)宅に寄寓した。肺炎により22歳の若さで亡くなったため、画家としての期間は5年ほどである。原色を多く使い独特の筆致で描かれ、強い感受性が伝わる作品を残した。

略歴

History

1896 神奈川県に生まれる
京都に転居
1914 上京し日本美術院の研究生となる
二科展に入賞
1915 日本美術院展覧会院賞(’17)
1918 日本美術院試作展覧会奨励賞
1919 肺炎のため22歳で死去