洋画

瑛九

QEi

1911年-1960年
日本の前衛美術の先駆者の一人。15歳には既に美術雑誌に評論を寄稿。写真・油絵・版画など各部門で前衛的な作品を発表し、表現様式も印象主義、シュルレアリスム、キュービスム、抽象と次々に変化した。自由と独立の精神で制作することを主張するデモクラート美術家協会を結成した。

略歴

History

1911 宮崎県に生まれる
1925 日本美術学校洋画科入学(中退)
1927 美術評論を手掛ける
1930 オリエンタル写真学校入学。フォトグラムの制作、写真評論を開始
1932 本格的に油絵の制作を開始
1936 フォト・デッサン集「眠りの理由」を瑛九の名前で発表し注目を集める
1937 自由美術家協会設立に参加(翌年退会)
1951 デモクラート美術家協会を結成
リトグラフの制作を始める
1958 点描による油絵の制作に没頭する
1960 48歳で死去