日本画
鏑木 清方
Kiyokata Kaburaki
1878年 − 1972年
明治の風俗、東京下町の風情に、当世風の美人画を終生に渡り描き続けた。終戦後より移り住んだ鎌倉・雪の下の邸宅跡には鎌倉市鏑木清方記念美術館が建てられている。
代表作
『一葉女史の墓』1902/鎌倉市鏑木清方記念美術館
『三遊亭円朝像』1930/東京国立近代美術館(重要文化財)
略歴
History
1878 | 東京都に生まれる |
1891 | 浮世絵師の系譜をひく水野年方に師事 |
17歳の頃より、父親の条野採菊が経営していたやまと新聞に挿絵を描き始める | |
1898 | 日本絵画協会展に初めて大作を出品 |
1901 | 仲間の画家と烏合会を結成 |
1916 | 吉川霊華、平福百穂らと金鈴会を結成 |
1927 | 帝展に出品した「築地明石町」が帝国美術院賞 |
1944 | 帝室技芸員 |
1972 | 93歳で死去 |