日本画
小野 竹喬
Chikkyo Ono
1889年 − 1979年
初期には西洋絵画の影響を受け、線描と画面構成で新しい日本画を模索。後に大和絵に学び、日本の素材を活かした穏やかで温かな作品を発表。日本の風景を主題に、自然のかすかな移ろい・変化を清澄な色彩で表現した。
代表作
『夏の五箇山』1919/ 笠岡市立竹喬美術館
『奥の細道句抄絵』1976/ 京都国立近代美術館
略歴
History
1889 | 岡山県に生まれる |
1906 | 竹内栖鳳の門下に入り、「竹橋」の号を授かる |
1911 | 京都市立絵画専門学校の別科を修了 |
1918 | 同校の同窓であった村上華岳、土田麦僊らとともに国画創作協会を設立 |
1923 | 号を「竹喬」に改める |
1947 | 京都市立美術専門学校の教授に就任。同校が京都市立芸術大学に改組した後も教鞭を執った |
日本芸術院会員となる | |
1976 | 文化勲章 |
1979 | 89歳で死去 |