日本画

小倉 遊亀

Yuki Ogura

1895年 ー 2000年
上村松園、片岡球子とともに日本を代表する女流画家。女性として初の日本美術院同人となる。1926年院展に初入選、逝去年の2000年まで連続出品。身近なモチーフによる人物画や静物画が多く、澄んだ明るい色彩と、明快な構図で近代的な作品を描いた。

代表作
『浴女』1938/東京国立近代美術館
『小女』1954/東京国立近代美術館
『舞妓』1969/京都国立近代美術館

略歴

History

1895 滋賀県に生まれる
1917 奈良女子高等師範学校卒業
1920 女子高の教師を務めるかたわら、 安田靫彦に師事
1926 院展に初入選(~’00まで連続出品)
1932 女性として初の日本美術院同人となる
1936 小倉鉄樹と結婚
1954 上村松園賞
1962 日本芸術院賞
1976 日本芸術院会員となる
1980 文化勲章
1990 日本美術院理事となる(~’96)
1998 奈良女子大学名誉博士の称号を授与
2000 105歳で死去