日本画
竹内 浩一
Koichi Takeuchi

1941年 −
中学校の時、美術の先生であった大野俶嵩(のちに京都芸大教授となる)のすすめで美術クラブに入り、日吉ヶ丘高校(旧京都市立美術工芸学校)日本画科に進む。高校卒業後、家業の友禅の仕事を継ぐ為テキスタイルの会社に就職。そこで中路融人に出会ったことが、後に山口華楊に師事し、晨鳥社に入塾するきっかけとなる。
趣味として日本画を描き続けながら、テキスタイルのコンテストでも受賞を重ね、25歳の時に会社をやめ独立。山口華楊に師事し晨鳥社に入塾。デザインの仕事をしながら画家としての活動も幅を広げていく。(伊藤忠商事ファション企画室の専属デザイナー)
画家としては翌26歳で日展に初入選し、少しずつその実力を認められ、29歳の時にデザインの仕事に終止符をうち、日本画家としての道を選択。現在無所属。
略歴
History
1941年 | 京都府に生まれる。 |
1960年 | 京都市立日吉が丘高校日本画科卒業。 |
1966年 | 晨鳥社に入塾、山口華楊に師事。 |
1977年 | 山種美術館賞展大賞受賞。 |
1979年 | 日展特選受賞。(’88) |
1984年 | 横の会結成。 |
1991年 | 京都美術文化賞受賞。日展審査員となる。 |
1996年 | MOA美術館岡田茂吉賞受賞。 |
2001年 | 京都市立芸術大学教授となる。 |
2012年 | 北京ビエンナーレ展出品。 |
2016年 | 大徳寺塔頭・芳春院襖絵制作。 |
2017年 | 竹内浩一自選作品展「風の暦より」開催。(白沙村荘 橋本関雪記念館) |