洋画
荻須 高徳
Takanori Oguiss
1901年－1986年
25歳で渡仏し、戦況悪化により帰国を余儀なくされた一時期を除いて、生涯パリで制作を行い、支持された。石造りの街並みなどパリの下町風景を多く描いた。佐伯祐三、ユトリロの影響を受けた。
代表作
『サン・タンドレ・デザール広場』1938／ポンピドゥーセンター
『モンマルトル裏』1940／東京国立近代美術館
略歴
History
| 1901 | 愛知県に生まれる |
| 1921 | 上京し、川端画学校に入る。藤島武二に師事 |
| 1927 | 東京美術学校卒業 |
| 渡仏 佐伯祐三に導かれパリの街を描き始める | |
| 1928 | サロン・ドートンヌ入選。後に会員となる |
| 1940 | 一時帰国 |
| サロン・ドートンヌ出品作がパリ市買い上げとなる | |
| 新制作派協会会員となる | |
| 1948 | 渡仏し、永住 |
| 1956 | フランス政府より、レジオン・ドヌール勲章を授与 |
| 1974 | メダイユ・ド・ヴェルメイユ受賞 |
| 1982 | 文化功労者として顕彰される |
| 1986 | パリにて84歳で死去 |
| 文化勲章を受章 |