洋画

有元 利夫

Toshio Arimoto

1946年-1985年
東京芸術大学デザイン科在学中にヨーロッパを旅し、イタリアのフレスコ画に魅せられた。 岩絵の具や箔を使いキャンバスに描くなど、日本の古典美術の技法とフレスコ画の魅力を独自の画風で表現した。 卒業制作では敬愛するピエロ・デッラ・フランチェスを引用した作品を発表し、大学買い上げとなった。 また、バロック音楽を愛し、音校のリコーダーの実技授業に出席しており、作曲も行った。 とても人懐っこい性格であった。



代表作 『花降る日』1977/三番町小川美術館

略歴

History

1946 岡山県に生まれる
東京で育ち、 子供のころから油絵を描く
1969 5度目の挑戦で東京芸術大学デザイン科入学
1973 デザイナーとして電通に入社
1976 電通を退社
東京芸術大学非常勤講師
1978 安井賞特別賞
1981 安井賞
1985 肝臓癌のため38歳で死去

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