作品紹介

猪熊弦一郎 / LandscapeTG

 

猪熊弦一郎は1970年代に入ると都市の景観を横軸に連続して並べ観るような作品を描き出す。

それは上から下まで、何層にも連なる。

ニューヨークの近代的かつ洗練されたビル群に賑わう喧騒。

その街で生き、制作をしていた猪熊ならではの目線で描かれた作品で、その発想がとてもユニークである。

2mを超えたキャンバスに描きシリーズ化したこの作品群は猪熊の代表作とも言える。

本作はそのミニチュア版とも言える珍しい作品である。

ビル群が描かれている層は、一段一段にマスキングテープが使われている。

直線とその幅を利用しているのだ。そのアイディアが実にユニークである。

また、何かを使って円をくり抜いた細かい遊びのような手仕事も面白い。

鳥が飛び、太陽や月も描かれている。

まるで、その一段一段に流れる違う時間を見させられているようだ。

猪熊ならではの不思議な造形が登場し、ユーモラスかつデザイン的な都会の情景を作り上げている。

猪熊自身が自由に描き楽しんだミニチュアLand scape である。

 

 

 

猪熊弦一郎

「LandscapeTG」

18.8 × 12.7 cm

1970年

紙・アクリル

日本洋画商協同組合鑑定証書付

WILLARD GALLERYシール

 

 

*日本洋画の相貌展 出品

アートフェア東京:2019年3月7日〜10日

巡回展:3月13日〜20日

 

*価格や詳細はお電話、またはメールにてお問い合わせください。

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Tel. 03-3573-0505

 

 

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